こんにちは。
今回は愛用しているイヤホンのプラグを交換してみたので、それについて書こうと思います。
プラグの不調や不満
私は数年前に購入したONKYOのE700Mというイヤホンを愛用しています。イヤホン購入の際、ONKYOが気になっていたタイミングで知人が丁度そのイヤホンを使用しており、とても良いとのことだったので購入した次第です。今ではウォークマンと一緒に長らく使っています。
ONKYO E700M イヤホン カナル型/ハイレゾ対応 ブラック E700MB 【国内正規品】
- 出版社/メーカー: オンキヨー
- 発売日: 2015/11/30
- メディア: エレクトロニクス
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そんなイヤホンが最近どうも不調なのです。ウォークマンやiPhoneSEでは問題なく使えるのですが、ウォークマン用に使っているアンプではちゃんと動作しないのです。汚れているプラグを使っているかのように、プラグを回した角度によって聞こえたり聞こえなかったりします。アンプ側のジャックは新品で問題はなく、イヤホンのプラグは磨いてみても症状は改善しなかったので、プラグ側の相性が悪いと考えられます。
さらには、このプラグ、とても扱いづらいのです。下が実際に使用してる時の写真です。(画質が低くてすみません)
上が標準的なプラグ、下が問題のプラグです。見ての通り、プラグの根元部分が先端並みに細く、そして短いのです。その細さゆえ、ウォークマン等に接続してポケットの中に入れると折れてしまわないかとても不安になります。(いくつかのレビューでも同じような記載を見ました) また、プラグの短さは掴みにくさをもたらしています。
そこでいっそのことしっかりしたプラグに交換しようと思い、早速やってみました。
分解と構造の読み取り
さあ早速古いプラグを切断して新しいプラグをつけよう!、、、と思いましたが、やっぱり勇気がいります。ウォークマンやiPhoneには使える正常なイヤホンを切断するわけですから。とはいえやるしかありません、、、えいっ!
はい、切りました切りました。もう後には戻れません、直すしかありません。
まずはケーブルの色とプラグの接続箇所の確認をします。以下に分解してわかったプラグとケーブルの構造をメモしておきます。
プラグ先端からからR - 緑、L - 青、G - 無地、G - 赤、で接続。黒色のケーブルには緑・青、透明なケーブルには無地・赤のケーブルが入っています。
※ケーブルの色とプラグの接続箇所はメーカーによって異なるので注意が必要です。
ハンダ付けと動作チェック
プラグとケーブルの構造も分かったので、ハンダ付けです。新しいプラグにはヤフオクで買ったPAILICCSの太めのプラグを使用しました。本当は4極のプラグじゃないとイヤホンについている音楽と通話コントロール用スイッチを使えないのですが、ほとんど使わないので3極のプラグで代用します。
作業開始。まず、ケーブルの色素をライターで飛ばします。(ここがポイント。紙やすりを使うと全ての被膜を剥けなかったり最悪いくつかのより線を切ってしまったりします)。ケーブルとプラグに予備ハンダ、そして接合。その後、でんぱ組.incのFuture Diverで動作確認。(曲中の「右から左」という歌詞が実際にそれぞれイヤホンの右左にしか音が出ないので、右と左が逆に接続されていないか確認できます。) 良好。
完成
こんな感じです。
プラグの根元が明らかに太い。とてもしっかりしています。
ウォークマンにもしっかり刺さり、きちんと動作します。もちろん目的のアンプでも動作しました。
いいイヤホンなのでこれからも末永く使いたいです。
断線したり壊れたりしたイヤホンやヘッドホン、捨てる前に治してみてはいかがでしょうか?