こんにちは。
今回はMac mini(2012)を買ったのでそれについて書こうと思います。
3台目のPCが欲しい
現在私は2台のPCを所有しています。1台目はこのブログでも度々登場するTOSHIBAのDynabook R734です。この子は研究室での作業用PCとして使用しており、パーツのアップグレードをしつつも現役でバリバリ働いています。2台目は自作デスクトップPCのWindowsです。家での音楽管理やネットサーフィンなどに使用しています。この2台体制はそれはそれで十分すぎる環境なのですが、1台が万が一故障した時残りの1台を代替PCとして使用したり復旧作業に当てるのは少し不便です。特にノートPCがダメになった場合、自宅のデスクトップPCをラボに持っていくわけにもいかないのです。そこでもう1台そこそこ安定して動作するPCが欲しくなったのです。
Windowsはもういい、macOSを使ってみたい
僕の家系は生粋のWindows使いでした。小さい時からWindows 95 → Windows XP → Windows 7 → Windows 8 → Windows 10とこのようにずっっっとWindowsを使ってきました。そして大学の研究室に所属した際、そこで初めてiMacを使いました。初めてのmacOSはWindowsに慣れてしまった私にとってはありえないほど使いづらく、未だに操作方法には慣れていません。しかし、Windowsと比較するとUIがオシャレで綺麗ですし、将来的にはお金を貯めてMacbookを買いスタバでドヤ顔したいと考えているので、macOSのUIに慣れるためにも1台欲しいなぁと考えていました。単純にAppleブランドに惹かれた感じですね。
Mac miniをチョイス
ひとえに"Mac"と言えど、様々な種類があります。iMacやiMac ProなどのデスクトップPC、MacBook AirやMacBook ProなどのノートPCがありますが、今回私はMac miniを購入することにしました。
iMac系統はディスプレイ一体型のデスクトップPCです。現在の自宅環境を鑑みるに20インチ以上のPCを置くスペースを確保できないので却下です。次にMacBook系統ですが、現在使用しているDynabookがご臨終になった時もしくはラボ業務に支障をきたし始めたタイミングでお金を貯めて最新モデルを買うと決めているので見送りました。
その点Mac miniは現在の環境に簡単に導入することができます。PC自体の大きさもコンパクトですしディスプレイはWindowsデスクトップPCに使用しているものを使用すればそれで済みます。というわけで、Mac miniを購入することにしました。
Apple製PCへの最大の壁:価格
PC購入に先駆けて生じた最大の問題はやはり価格です。ここでMac miniの最新版であるMac mini 2018の価格を見てみましょう。
最廉価グレードで89800円+税、ほぼ10万円します。私は一応学生なので学割適用でも87800円+税なのでなかなかお高いです。それもそのはず、Core i3にして初めてクアッドコアとなった第8世代のCPU、PCie接続の128GB SSD、8GBのDDR4メモリを搭載しているわけですから、そりゃそれくらいの値段します。なので、Appleのブランド力で価格を釣り上げてるわけではないことは十分承知しています。
とはいえ、正直なところ私にとってはそれでも高いです。ここまでのお金を出すならもう少しお金を貯めてMacBook Pro買います。また、Windows PCにはなりますが、AMDが多コア・廉価な新型Ryzen CPUを発表しました。これを利用した自作デスクトップPCの方が圧倒的にコスパよくPCを買うことができます。そんな本末転倒なことを考えていたらMac mini 2018を買うのがアホらしくなってきたのでこれはやめました。
選ばれたのは2012年モデルでした。
10万近い価格を見てもなおMac miniが一回欲しくなってしまった以上、私の欲求は治りません。それにMac mini以外には妥協したくないので、価格の安い整備品や中古品を探すことにしました。
色々調べていると、Mac miniは2010年、2011年、2012年、2014年のモデルがあることがわかりました。この中で…
という条件に当てはまる、性能を落とさずコスパ良く買えるMac miniを探します。
まず、2010年、2011年モデルについて、これらは古い分安く買えますが最新のmacOS(Mojave)に対応していません。なので却下です。一方2014年モデルについて、もちろん最新のmacOSに対応しています。しかし、メモリを自分で増設することができない事やcore i7がデュアルコアという事でイマイチだったのでこれも却下。最後に2012年モデルですが、
という事で全ての条件を満たしていました。そのため、Mac miniの2012年モデルを購入することにしました。
Mac mini着弾
今回はヤフオクで中古のMac mini(2012)を落札しました。落札したMac miniの仕様ですが…
- OS X 10.13.4
- CPU Core i7 3615QM 2.3GHz 4コア8スレッド
- メモリ DDR3 8GB×1 (空きスロット1/2)
- ストレージ HDD 1TB
- セカンドストレージ なし
こんな感じです。
内容はMac mini本体、電源ケーブル(非純正)、Magic mouse、テンキー付き日本語キーボードです。送料込みで約34000円でした。純正のマウスとキーボードが付いてこの価格はかなり安いと思います。1つ1つ外観を確認していきましょう。
まず、肝心のMac mini本体。商品説明の通り、天板にはほとんど傷もなくキレイです。
背面も端子差し込みミスによる傷などもないです。
裏蓋は残念ながら傷だらけでした。ここは少しマイナスポイント。
続いて付属品のマウス。Apple純正のMagic mouseです。現行のApple純正マウスはMagic mouse 2で、初代より重量が約10%軽くなっています。しかし、充電方式を採用しており、充電端子はLightningケーブル、充電中はマウスを一切使えないというクソ仕様です。一方、初代Magic mouseは単3電池方式なので楽チンです。
これはまぁ中古って感じの汚れ具合でした。
次にキーボード。正直なところUSキーボードが欲しかったところですが、テンキーが付いていたのでまぁ良しとしましょう。
キーボードの状態ですが、どのキーもしっかり反応します。しかし、どのキーもちゃんとこれはかなり使い込まれていて、キートップがかなりテカテカしています。手前の【かな】のキートップを見ればわかる通り、照明を反射しています。
最後に電源ケーブル。非純正ということでAppleらしくない灰色のケーブルでした。
とりあえず周辺機器をセットアップしてMac miniを起動させてみます。問題なく起動しました。
Mac miniの情報を確認してみると、OS Xのバージョン10.13.4のHigh Sierra、メモリは8GBでちゃんと説明通りでした。
次回はSSDへの換装、セカンドストレージの増設、メモリ増設をやってみようと思います。