こんにちは。
今回は格安SIM大手のBIGLOBEとMNPによる音声通話SIMとデータSIMの契約をしたので、それについて書こうと思います。
目次
前回の失敗からの反省
1つ前の記事でも書いたように、あまり下調べせず価格・YouTube/Twitterフリーに釣られてDTIと契約し散々な目にあってしまいました。次こそちゃんとしたサービスをコスパ良く提供してくれる格安SIMと契約すべく、今回はネットのレビュー記事やTwitterでのエゴサなど入念に下調べを行いました。
選ばれたのはBIGLOBEでした。
前回の記事でもDTIと二択だったBIGLOBEにする事にしました。選んだ理由は2点あります。
エンタメフリープラン
プラン指定のWebサービスは通信量のカウントに計算されないというプランです。以前SIM探しをしていた時の決め手でもあります。DTIではYouTubeとTwitterのみですが、BIGLOBEはTwitterが除かれる代わりにYouTubeはもちろんSpotifyやApple Musicといった音楽ストリーミングサービスもカウントフリーの対象になります。自宅のWi-fiで曲をダウンロードして屋外で聴く、なんて面倒くさいことをしなくてもよくなるので便利です。
シェアSIM
シェアSIMとは1つのデータプランに対して、複数のSIMを使用できるプランです。例えば20GBのプランに対して通常のSIM+シェアSIM1枚を契約したら、2枚のSIMカードで20GBのデータ通信量を分け合う・使い合うという事です。「スマホだけじゃなくてタブレットにもSIMを使いたい」、「家族で1つのデータ容量を分け合いたい」などの用途に最適です。しかもこのシェアSIM、追加分のSIMの利用料金は月々300円のみと非常に安価で使うことができます。
自宅のネット環境は、モバイルWi-fiに無線LANルーターを繋いで構築しています。つまり、スマホのSIMと別にWi-fi用のSIMを使用しているため、合計2枚のSIMカードが必要です。通常SIMカード2枚持ちは別個に回線を解約しなくてはいけないため割高になってしまいますが、シェアSIMのおかげで月300円で2枚目を維持することが出来ます。
本当にお得か計算してみる
現在の契約状況
最初に、BIGLOBE乗り換え前の私の契約状況について書きます。
中学1年生時にガラケーを買ってもらって以来、生粋のau信者です。(別に好きなわけではありませんが)
解約による損失
次に他社へと移る際に問題になるのが
- 契約解除金
- 未払いの端末料金
です。
契約解除金ですが、契約の更新月が次年の1月だったのでこの請求が発生してしまいます。しかし、auでは契約から10年が経過すると通常9500円かかる契約解除金が3000円で済みます。私は10年以上auに契約しているので安上がりになります。
というわけで、auを途中解約したために発生した損失は
- 解約手数料: 3240円
- 残積の14回払い: 2710×14=37940円
合計41180円です。要はBIGLOBEに移った際にauと比較して毎月の利用料金がどれだけ安く、この損失をどれくらいの期間で取り返せるかどうか、が焦点です。
BIGLOBEの新規契約特典
BIGLOBEに乗り換えた際の特典ですが、
- キャッシュバック 4000円
- 1〜6ヶ月毎月1200円割引 7200円
- 7〜18ヶ月毎月500円割引 6000円
- SIM発行手数料無料 3394円
- エンタメフリー3ヶ月無料 1440円
で、合計22034円分得をしています。
ここで一旦勘定すると、41180-22034=19146円の損をしていることになります。
毎月の利用料金の比較
乗り換え前の料金ですが、私はスマホ用のau回線と自宅のモバイルWi-fi用のDTIの回線があります。そのため毎月の料金は
で、合計8910円でした。今改めてこの金額を見るとゾッとしますね。こんなにかかっていたのかと。
そして、BIGLOBEの料金ですが、
- 音声通信12GB +エンタメフリー 3880円
- シェアSIM(データSIM) 320円
で、合計4200円でした。
毎月の差額を取ると、8910-4200=4710円得をすることになります。つまり、先ほどの損した19146円は19146÷4710≒4月で取り返せる計算になります。しかし、7〜18ヶ月割引があるので1年半は契約を継続させる必要があります。とはいえ、半年かからずとしてauを解約して生じる損を取り返せるので乗り換えるっきゃありません。
auを解約して全てBIGLOBEへ
というわけで、現在スマホで契約してるauを解約して、BIGLOBEにてスマートフォン用・自宅Wi-fiルーター用の2枚のSIMを契約しようと思いました。私の場合、1枚目はスマホ用に音声通話SIM、2枚目は自宅Wi-Fiルーター用のデータSIMを契約しようと思いました。
解約時・解約前にやっておくこと
格安SIMに乗り換える前にやっておくこととして、
があります。
1つ目は次の契約先に電話番号を引き継ぐ際に必要になります。現在のキャリアを解約する際にオペレーターから聞いておきましょう。
2つ目はSIMロック解除というものです。au、SoftBank、docomoの大手キャリアは使用している端末に他社のSIMカードが使えないようにSIMロックと呼ばれる制限を設けています。端末の機種代を払い終えたら他社のキャリアに乗り換えて顧客の流出を防ぐのが狙いだと思います。auの場合、My auから簡単にSIMロック解除が行えるので解約前にやっておきましょう。
申し込み
BIGLOBEのネットの指示に従ってやるだけです。
契約内容はこんな感じでした。ちなみにSIMカードはau回線とdocomo回線か選べるのですが、BIGLOBEはKDDIの傘下なのでSIMは2枚ともau回線で契約しました。
SIMの到着・設定
8/24夜に契約をして、3日後の8/27にSIMカードが届きました。auのSIMカードはマルチサイズSIMなので、自分の使う端末のサイズに合ったサイズで自由に切り取ることができるので、SIM変換アダプタを買う必要がありません。いいですね。
設定もわかりやすい説明書がついているので、それに従えば使えるようになります。
今回はSIMの契約までをまとめてみました。次回は実際にSIMを使ってみての感想を書こうと思います。