ベンゼンのおもちゃ箱

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色々自作してる人です。知識が浅いので所々間違っているところもありますがお許しを。

【中華DAP】ZiShan DSDを買ってみる

 

こんにちは。

今回は中華製の音楽プレイヤー、Zishan DSDを買ってみたのでそれについて書こうと思います。

 

目次

 

音楽プレイヤー(DAP)

現在4年前に購入したSONYウォークマンNW-A16を使用しています。天下のSONY製品、音質良し・バッテリー持ち・携帯性良しの三拍子揃った僕の愛機です。外出するときはいつも欠かさずに持ち歩いています。そんなウォークマンに最近不満があります。それは読み込み速度の遅さです。現在ストレージ用に128GBのmicroSDカードを使用し、約60GB分のFLAC(もしくはMP3)を入れていますが、楽曲リストの表示が異様に遅いのです。メニューからプレイリスト一覧を選択、読み込み待ち5秒。聴きたいプレイリストを選択、読み込み待ち5秒。その中の曲を選択、やっと再生、、、、、まぁイライラする。少し前に64GBのmicroSDカードを使用していた時はこのような遅延は無かったのですが、128GBにしてからデータが増えて読み込み速度が下がってしまったようです。SDカード自体のスペックはmicroSDXC、読込速度100MB/秒、UHS-I、U1、SanDisk製と別に悪いわけではありません。(むしろハイグレード?)

 

そんな時に出会った音楽プレイヤー

Twitterを眺めていると何やら面白そうな音楽プレイヤー(DAP, Digital Audio Player)を見つけました。それが今回紹介するZiShan DSDという中華製(中国製).の音楽プレイヤーです。このDAPに惚れてしまった理由が以下です。

 

◯改造し放題

これが出来なければこれを買うことはなかったでしょう。本体を開ける(開けてしまうと保証が切れますが…)ことで、内部のオペアンプコンデンサを交換して自分の好みの音に味付けできますTwitterで「こういう改造をしてみました!」みたいなツイートを見て自分の好奇心を揺さぶられましたし、こういうパーツ交換とか改造とかが大好物なので買う事を決めました。「いやいや、改造とか邪道・違法じゃん」とお思いの方、内部を開けてみるとわかるのですが、なぜかオペアンプにソケットが付いているため「さぁ交換して遊べ」と言わんばかりの仕様なのです。これは弄って遊びまくるしかない。

 

◯AK4497EQ使用

AK4497EQというDAC(Digital Analog Converter, デジタルデータをアナログに変換する機構)を搭載しているそうで、これは超高級アンプで使用されているとても性能の良いDACだそうです。(AK4497EQでワード検索してみてください、15〜30万円くらいアンプやら音楽プレイヤーがたくさん出てきます) 中華製とはいえ上質なパーツを使っています。

 
○動作がとにかく早い

起動からデータの読み込みまでとにかく速いそうです。爆速との噂。

 
○バランス出力ラインアウト

バランス出力という、左右の音のグランドが独立しているラインアウトが付いています。音が良い(とされている?迷信?)との事なので一度試してみたかったのです。

 

○USB DAC

パソコンや他の音楽プレイヤーとUSBで接続してZishan DSDを介して音楽を聴くことができる、つまりZishan DSDの高音質なアンプを通して音楽を楽しむことができます。高頻度で利用することはありませんが、良い機能です。

 

いざ注文!

ZiShan DSDは色んなカスタマーから購入することができます。中でも僕はAliexpressのから購入しました。Aliexpressは言うなれば中華版Amazonです。様々な激安電子パーツやガジェットからファッションに至るまで多種多様なグッズを取り扱っています。しかし、安すぎてどれも怪しいものばかり…とはいえ、詐欺にあって被害にあうことはありません。Aliexpressはメルカリのように購入者が商品を確認して承認をすることで初めて出品者に商品の代金が振り込まれるため、出品者側も詐欺をするような事をしません。しかし、国際便によって商品が発送されるため、高確率で発送が遅かったり(だいたい2週間、長いものだと2ヶ月)梱包が傷んでいたりします。これも出品者に申し立てもすればある程度は解決しますが、バイヤーは国外の方なので英語で対応しなければいけません、日本語は一切わからないと思っていいでしょう。以上のことから、Aliexpressに不安のある方は無難にAmazonを利用したほうがいいと思います。Amazonは少し値が張りますが、Amazon様の絶対安心の返品保証が付いているので安心だと思います。

 

到着

2018年11月24日に注文して19日後の12月13日に受け取りました。(国際郵便なので郵便局の人から直接受け取る必要があります。日中研究室にいるので、郵便局直接受け取りに変更して数日遅れて受け取りました) 遅くなることは分かっていたことですが、かなり楽しみにしていたので約3週間はなかなかイライラさせられました。荷物を受け取ると…

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この通り、箱はボッコボコになっていました。さすが中国からの国際便、やっちまったなぁって思いました。しかし、中身は問題なかったので許しました。

 

ご開帳

(開けたてのZiShan DSDを撮り忘れかつネジパーツを交換済みなので新品のものとはやや違います)

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ZiShan DSDです。正面はディスプレイと上下左右とセンターの計5つのボタンと標準的なデザイン。本体は黒のつや消しの金属ケースになっています。

 

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厚みは約20mmとかなりあります。ポケットに入れるとかなり容量を取られます。さらにはかなり重いです。スマホ並みには重いです。

 

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裏にはZiShan DSDの刻印があります。

 

以上、ZiShan DSDの紹介でした。(本当にザッッックリとした説明で申し訳ないです) 今回は外観についてですが、そのうち内部のUIなどについても書こうと思います。

次回からはZiShan DSDの改造について書こうと思います。