⌬自作ミニサイズファズ その3
こんにちは。
今日は自作ファズ製作の続きを書こうかと思います。
前回でケースの加工は終わったので、次は基盤の作成です。
今回作るのはギターマガジンさんの「誰でも作れるギター・エフェクター」に載っているファズです。
名前が「JH FUZZ」とのことです。
ジミヘンのファズのコピーですね。
作り始めた時に手元にその本が無かったので、前に作った成功作の基盤を読んで回路図を作りました。
汚いですが、こんな感じで設計しました。
かなり小さく収まったのでこれで組めると思います。
用いる基盤はちょうど余っていた7×11のもの。
サイズはケースの幅にぴったり収まるものでした。
ラッキー。
早速載せてみると、、、
うまく収まりました。
もしかしたらこれより小さなスペースで組めるかもしれません。
あとは線材の被膜を剥いたりしてひたすら半田付け。
さぁ、完成!ドキドキの音出し、、、
………
音が出ない。。。
しかし、これは慣れっこです。
原因を探します。
半田付けをちゃんとやり直したり、スイッチ周りの配線を変えてみたり、、、
しかし、音は鳴りません。
というより、とてつもなく音が小さいのです。
アンプのGain, Levelフルテン、エフェクターのFuzz, Levelフルテンにして微かになっている程度です。
色々自作エフェクターのサイトを見てみると、配線ミスかパーツの故障が考えられました。
しかし、どちらもありません。
何が原因かわからないまま泣き寝入りして次の朝から作業を再開。
すると、ようやく原因がわかりました。
「あ、抵抗を入れ間違えてる」
2カ所での抵抗が逆になっていました。
そうと分かればそれを入れ替えて音出しです。
………
鳴りました!
荒々しい轟音とともに産声をあげたようです笑
クッションや絶縁テープを貼って蓋をして完成!
100均の和紙とプラ板でそれっぽくしてみました。
落ち着いた感じでとても気に入っています。
中身はこんな感じ。